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阿育王寺は寧波市区の東16キロメートル、山紫水明な阿育王山にある。西晋の大康3年(282年)に創建されたこの寺は奈良時代日本へ渡来した鑑真や宋代の道元、明代の画僧雪舟など日中文化交流史上重要な寺院である。紀元前232年~23年、インド孔雀王朝第三代阿育王統治の時代、世界各地に8400もの舎利塔を建て釈迦のお骨を納めた。このうち中国には19基が建立されたと伝えられ、19基のなかで阿育王寺の舎利塔が中国で現存する唯一のものと言われている。阿育王寺の建物は阿育王山の地勢に沿って建てられている。8万平方メートルの敷地に南から北に向け天王殿、大雄宝殿、舎利殿、法堂と続く。
唐代古刹―国清万年寺は浙江天台県万年山麓に位置し、南宋時代には“五山十刹”に数えられました。嘗て、日本の高僧栄西禅師はここで仏法の勉強と茶事の研究をしたことがあります。万年寺は中日茶文化交流史の上、または茶文化発展史の上で大きな貢献を果たしてきました。
『喫茶養生記』の作者である栄西禅師は二度にわたり、天台山万年寺を訪れ、虚庵懐敞(きあんえしょう)に出会い、4年間、師として学びました。その当時、宋では禅宗が隆盛をきわめ、その修行に眠気ざましとして茶が使われていたといわれます。 天台山の山麓は古くから雲霧茶の産地で、茶の栽培も盛んにおこなわれ、栄西はそこで茶について多くの知識も得たのでしょう。
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